『君は、ソウいう相手というわけではない』
『とはいえ、むしろ逆に俺のことはソウいうフレンドだと言われたほうが気軽な気持ちで会えることは確か』
『そう言われたほうが自分は気持ちがいい。そう言われても君への気持ちは今までと変わらないから』
この言葉を受けてその後、相当やりとりした。
そして最後にやっと引き出したのは
『ソウいうフレンドでもあり、そういう関係無しでも関われる』
という言葉だった。
ここまで本人の気持ちを引き出すのにはかなりの労力がいった。
私は考えた。
私から『貴方はソウいうフレンドです』と言われれば
遠慮なく自由にやれるし気軽な気持ちで会える
それだけで会ってもいいし、そうじゃなく会ってもいいんだ
という気持ちなんだろうと推測した。
逆に『貴方とはソウいうフレンドという関係ではない』と私に言われれば
私に対して遠慮してしまい、やりづらい。
「それだけが目的なのか」と拗ねられて困る。
だからやらない回を作ってアピールしたこともある。
なのに今度は『私は誘われなかった』と拗ねられてしまい、どうしたらいいのかわからない。
会うことに対しても、私の気持ちを知っているが故に
自分を好きになってくれた人が『ソウいうフレンドだと思われたくない』と思っているならば
『そう思われないような付き合いをしなければ』という、やや肩に力の入ったものになってしまい
簡単に会うことに躊躇してしまい、機会を作りづらくなってしまう
と読み解いた。
まるで心理士か刑事のようだ。
『君への変わらない気持ち』という発言については、聞いても難解な言葉を使ってはぐらかされた感があり、真意はわからなかった。
こうも言っていた。
『計算して生きている』『ネックレスをあげたのは気まぐれ』
だとすると
長年つなぎとめておいたフレンドが居なくなると困るという『計算』だったのだろうか。。