2023-12-15から1日間の記事一覧

【アーカイブ⑫】

2008年8月30日記 アイツとは、しばらく連絡をとっていない。あちらからもこないし、こちらからもしない。本音を言えばそろそろ会いたいけど言わない。しばらく間をおいたあとは、こちらから連絡したくない。 アイツは、別れたばかりの元妻子のアパートに通い…

【アーカイブ⑪】

2008年7月28日記 夫と喧嘩した昨夜。深夜1時すぎ、私はつい出来心でアイツに小さな愚痴メールをしてしまった。 アイツはおそらく仕事中だったと思われる。 私が送信した1分後、返信がきた。『離婚しろ。』そんな簡単に…でも夫との間でこれまで離婚の話が出…

【アーカイブ⑩】

2008年記 しかしたとえ夫に不満があっても、私は一人で生きていく覚悟も度量もないチャチな女だ。 実家に帰るつもりは毛頭ない。何の資格もない。 アイツは一人になったが たとえ私と子どもが家を出たとしても、アイツには関係ない。 『経済的に考えて、バツ…

【アーカイブ⑨】

2008年記 我が家は、夫の許しを得なければ何もできない家庭だ。 世界一真面目で無口な夫と、おしゃべりで喜怒哀楽が激しい妻という夫婦だ。どうみたって周りの人達には、夫を妻が尻に敷いているように見えるだろう。 しかし 実情はちがう。 普通の家庭ならば…

【アーカイブ⑧】

2008年記 いくら夫婦間に不満があっても、私は一人で生きていく覚悟もなければ行く場所もない。今はそれが現実だ。 アイツには、こう返事した。 『今は離婚はない。先のことはわからない』 アイツは『旦那から怪我をさせられた時は診断書をとっておいた方が…

【アーカイブ➆】

2008年記 アイツは離婚した。 しかし私とのことは今更関係ないだろう。 アイツは若くしてできちゃった婚で家庭を持っていた。 『愛してないけど一緒になった』と、ボヤいていたのを聞いた事がある。 『愛していなくても、一応家族として家庭生活を維持する努…

【アーカイブ⑥】

2008年記 今の私達の関係は、もうとうの昔に一つの区切りをつけている。私が自分の気持ちに気付こうが気付くまいが、アイツには関係ない。本人に伝えるつもりもない。私がたまにメールしても、用事がなければほとんど返信は無い。電話で話すことも皆無になり…

【アーカイブ⑤】

2008年記 私には夫と子どもがいる。アイツとの関係は割り切ったもの。アイツは他人の気持ちに関心がない人間なのだ…その状態が1年続いた。 そして出逢ってから丸2年後の夏。ほんの小さなきっかけ。それがなかったら私は自分の本当の気持ちから目を背け続け…

【アーカイブ④】

2008年記 1年後の ある夏の日のこと。 私はもう限界に達していた。 『あなたの言動では、もう私から気持ちが離れたと思わざるを得ない。本当の気持ちを教えて欲しい』という問いかけをした。 するとアイツの返信はこうだった。 『そう思いたければそう思え…

【アーカイブ③】

2008年記 山を駆け上っていったら………その先は? いつまでも登り続けられる山なんてない。 歯車は狂い始めた。 お互いを求める気持ちとは裏腹に、関係はどんどん噛み合わなくなっていった。 その時のアイツの気持ちは今もわからない。 住む場所が離れている。…

この上ない幸せな言葉

私は可愛いわけでも綺麗なわけでもない。 しかしその当時は それでも一番アブラののったいい年代だったのかもしれない。 出会ったばかりの頃 私の写メで気に入ってくれたものがあった。 キメて撮った写真のほうではなく、自然体で撮った普段の私の写真のほう…

【アーカイブ②】

2008年記 喧嘩ばかりの夫への不満。 うまくいかない孤独な育児。 苦しかったあの頃。 ひょんなきっかけで知り合ったアイツは、年上の私をとても愛してくれた。 甘く熱い逢瀬。 私はしめつけられるような思いと、みずみずしい感覚に、女に戻ったような気がし…

【アーカイブ①】

2008年記 出逢った当初は お互い夢中だった そこまでの燃え上がり方は、私にとって初めての経験と言っても過言ではない もちろん、アイツの燃え方も半端ではなかった 『子どもがまだ小さい。お願いだから15年か20年、待って…』と、よく話したっけ でも今…

叶えなくてはならない縛り

昔からある中堅アクセサリーメーカー。 私の歳には不釣り合いなほど若いブランドかもしれない。 それでも、購入にはおそらく万札が必要だっただろう。 お金にシビアなアイツが。所得ゼロのアイツが。 万札を出した。私のために。 3年前のことをずっと心にと…

サプライズプレゼント

アイツからアクセサリーをもらった。 18年振りだ。 いわゆるサプライズ。 でもクリスマスが近いから、名目としてはクリスマスプレゼントかなと思う。 そんなこと起こるはずがないと思っていた。 あの時のことを… 実現する気持ちがあったことに驚いた。 確か…

◆夫◆

一人は夫。 公の立場。 自分の周りを取り囲む現実。 子ども。 家族。家庭。 経済的安定。 将来の生活。 それらを与えてくれたパートナー。

自分の人生に必要な3人の男

3人。 私には一生 この3人が必要なのかもしれない。 27年間でわかったこと。

初めてのはてなblog

自分の本当の気持ちを綴っていきます。